三修社 SANSHUSHA

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音楽用語のドイツ語

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音楽用語のドイツ語

著者名
岩川直子 著 / 佐藤英
判型
四六判/並製
ページ数
160ページ
ISBN
978-4-384-05802-4 C1084
初版年月日
2015/05/10
定価
1,760円 (本体 1,600円+税)
言語
ドイツ語 > 単語・熟語 / ドイツ語
「読んで楽しむ」ドイツ語の音楽用語集。
ドイツ音楽を理解するための用語をABC順にまとめ、詳しく解説。
さらに、ドイツ音楽、ドイツ語文法にまつわるコラムも多数掲載。
読んで楽しめる音楽用語集です。
巻頭には音名、調、作曲家、楽器の一覧を、巻末には文法表を収録。
本書を片手に、ドイツ音楽、文化の豊かな流れに、ぜひ触れてみてください。

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「はじめに」より

 本著は『音楽用語のイタリア語』の姉妹篇として考案されたものです。ドイツ音楽を演奏したり、ドイツ音楽の解釈に携わろうとする人にとってドイツ語やドイツの文化、ドイツ人のものの考え方を知ることは大変重要なことです。本著の中でも触れているように、多くのドイツ音楽の楽譜の場合、発想記号、強弱・テンポを指示する音楽用語はイタリア語とドイツ語の「ハイブリッド」な世界になっています。実際には「イタリア語がわかれば、それほどドイツ語の理解がなくても楽譜は読める!」とばかりはいかないのが実情なのです。とくにロマン派以降のドイツ音楽全盛の時代になると、どうしてもドイツ語独特の世界を理解しなければならなくなるので(R. シューマン、ヴァーグナー、シェーンベルクと時代が新しくなるほど、ドイツ語による指示も次第に多くなってきます)、ドイツ語独特のニュアンスやドイツ音楽の歴史的変遷についても勉強しなければなりません。つまり、ドイツ音楽を深く理解するためにはドイツ語やドイツ文化を避けては通れないということです。
 本著では、ドイツ音楽のこのような特殊性に鑑み、曲の解釈を深めたり、ドイツ音楽に特徴的な事象を理解するための用語をなるべく多くとりあげるように語彙を選択しました。細かな楽典用語などは必要最小限にし、基本的な事項は巻頭にまとめて整理してあります。音楽家の名前や楽器などについても同様です。『音楽用語のイタリア語』と同じくABC 順にまとめてありますが、必ずしも辞書のような使い方でなく、気になる言葉から「読む」感覚でお楽しみください。項目に挙げた用語に関連するエピソードやヒントが「コラム」欄に書かれています。読者の皆さんはそこで、ドイツ語を読むときのヒントやドイツ音楽に関する意外な事実を発見できるでしょう。
 本著を通じてドイツ音楽への関心と理解がより深まり、「ドイツ音楽を知るためにはやはりドイツ語のより深い勉強が必要だ!」と感じていただければ幸いです。
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著者紹介

岩川 直子(イシカワ ナオコ)
佐藤 英(サトウ スグル)

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