三修社 SANSHUSHA

MENU

言語一覧

  • TOP
  • 新版 関口・初等ドイツ語講座 上巻

新版
関口・初等ドイツ語講座 上巻

  • 新版 関口・初等ドイツ語講座 上巻
  • 書籍版

新版
関口・初等ドイツ語講座 上巻

著者名
関口存男 著 / 関口一郎 改訂
判型
A5判/並製
ページ数
216ページ 2色
ISBN
978-4-384-00483-0 C1084
初版年月日
2005/07/30
定価
3,080円 (本体 2,800円+税)
言語
ドイツ語 > 入門・初級文法
 語学の教科書は一つの作品でなければならない。 ― 関口存男の「講座」はそれをおしえてくれた。
 語学の教科書は一つの哲学に貫かれていなければならない。だから、人がこの「講座」から学ぶのはドイツ語だけではない。
 語学の教科書は読み物として面白くなければならない。この「講座」はドイツ語の勉強ができる珠玉の“エッセイ集”です!
― 國分功一郎(2012年6月)

---
 この講座は横丁のひっそりした老舗です。主人が少し封建的で気がむつかしいのが欠点といえば欠点ですが、そうかといって別に無愛想な顔をした覚えはありません。

 同じような例題を幾つも幾つもやらせて、まるでピアノの授業のように、指が軽く動くようにならなければ次へは進ませない。「単調だ!」なんて不平をいったら「馬鹿野郎!」と言ってどなりつける。バレーの練習もこういう風でしょう。算盤の練習もこの通りでしょう。タイプライターだって同じことです。習字もそうです。水泳も、野球も、ボクシングも、スポーツはすべてそうでしょう。ただ、これらはすべて肉体の筋肉と神経を訓練する。語学は(ことに書物の上でやる時には)頭の中の筋肉、大脳の筋肉を訓練する。この点だけの相違です。
 大脳の筋肉というやつは、いったいどういう風にして訓練するか? それは「考えつつ習熟し、習熟しつつ考える」の一言に尽きます。
 これをドイツ語の場合にあてはめると、具体的にいってどういう風な具合になるか? ― 本講座のような具合になります!

 (「序言」より)1956年7月8日 関口存男
---


本書は単なる文法解説だけでなく,徹底的な「基礎訓練」を目標としています。全3巻を通し,39項の文法解説と21項の読章を2つの軸にして「語と語がどういう結びつきをするか」という一点に主眼を置き,文法の基礎を完全に習熟させます。上巻は「発音」,「第1講 動詞の不定形と人称変化」~「第8講 dassなどの後における定形後置」他で構成されています。

付録情報

付録
CD 1枚
収録時間
Disc1 34分38秒
録音部分
ABC、発音、テキスト全文
吹き込み
Hans-Joachim Knaup

目次

序言
改訂の序
字体について
アルファベート
発音の部
文法と読本
第1講 動詞の不定形と人称変化
第2講 名詞の格変化
第3講 男性弱変化名詞
第4講 完全強語尾属(dieser, jener など)
第5講 不完全強語尾属(ein, mein など)
第6講 名詞の複数形について
第7講 動詞の不規則な人称変化
第8講 daß などの後における定形後置
単語集

読者レビュー

  • amazonamazon
  • 7net7net
  • booklogbooklog

著者紹介

関口 存男(セキグチ ツギオ)
関口 一郎(セキグチ イチロウ)