一般の人には遠い存在のように見える信託という制度ですが、万が一の時に残された家族の生活を守ることができたり、また高齢になった親や障害をもつ子供を扶養している人の強い味方になってくれたりする制度といえます。
本書では、信託とは何かという基本的なところを導入部分とした上で、どんな制度があるのか、どういう使い方ができるのか、メリットは何かといったことを平易なことばで、具体的な例を挙げながらわかりやすく解説しています。
さらに、超高齢社会において重要になりつつある成年後見や遺言といった制度についても、図解を交えながら詳しく紹介しています。