更新日:2022.05.21
2022年5月21日に行われた日本語教育学会春季大会の三修社ブースにて、現在、続編の執筆に携わっていただいている若松史恵先生と斎藤里美先生にご登壇いただき、辞書を使った日本語授業の教案を発表いただきました。
その際の資料と教案は、以下よりダウンロードいただけます。
『ねっこ日日学習辞書 動詞・形容詞300』の内容は商品紹介ページをご参照ください。
若松先生発表資料:初級授業における『ねっこ』活用案.pptx
若松先生教案:初級学習者を対象とした辞書の使い方教案.docx
齋藤先生発表資料:国語辞書と『ねっこ』を使用した日本語指導が必要な高校生向け授業案.pptx
齋藤先生教案:国語辞書を使用した日本語指導が必要な高校生向け授業案.docx
弊社では、『ねっこ』を教材とした日本語授業について、より多くのアイデアを募集し公開していく予定です。ご応募いただいたアイデアを実践し、その結果をレポートいただける方を対象に、必要な部数の『ねっこ日日学習辞書 動詞・形容詞300』を提供いたします。実践に使った教案、学習者の反応や成果などは、弊社ウェブサイトにて公開することが条件です。
応募フォーム
https://forms.gle/TDrSXVxFCiZ5CA3y9
第一締切 2022年7月31日(日) 終了しました
第二締切 2023年1月10日(火) 終了しました
第三締切 2023年5月15日(月) 終了しました
たくさんのご応募お待ちしております。
発表者プロフィール
若松史恵(わかまつふみえ)先生
一橋大学大学院、東京工業大学非常勤講師、相模女子大学非常勤講師
ご専門分野:日本語教育,談話分析
コメント:
「ねっこ」には,日常的に使われている日本語と,その使い方が示されています。その中でも面白いと思うのは関連表現の豊富さです。例えば「歩く」の関連表現は「食べ歩く」,「出歩く」,「飲み歩く」,「立つ」の関連表現は「歯が立たない」,「腹が立つ」など,学習者が既に知っていることばを組み合わせたものが多くあります。学習者が「ねっこ」を使って新たな意味を発見し,表現する楽しさを感じてくれたらうれしいです。
斎藤里美(さいとうさとみ)先生
東京都立高校非常勤講師、東京外国語大学オープンアカデミー講師
ご専門分野:外国籍高校生向けの日本語教育(日本語・現代文、作文)
コメント:
2016年から国立国語研究所の多言語母語の日本語学習者横断コーパス(I-JAS)の文字化アシスタント勤務。その中で日本語学習者の終助詞の使い方に関心を持ち、放送大学大学院にて学習者と日本語母語話者の「終助詞ね」の使い方を研究、修士課程を卒業しました。様々な国籍の生徒が同時に学ぶクラスで、生徒に認知的負担のない表現で語の意味が、詳しい例文とともに読める「ねっこ」は、生徒の日本語のイメージを広げるのに非常に役立つと考えています。おもしろいと思った例文を互いに発表させるなど、楽しみながら生徒の語のイメージを深め、発話を促す活動ができると思います。これから日本の高校にも外国籍生徒がますます増加すると思います。効果的で楽しい学習活動に「ねっこ」を活用をご一緒に実践できたらと思います。
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