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フランス語ホームステイ ライブ
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フランス語ホームステイ ライブ
中級からのコミュニケーション

著者名
一丸禎子 著 / パトリック・レボラール
判型
A5判/並製
ページ数
256ページ
ISBN
978-4-384-05666-2 C1085
初版年月日
2011/09/20
定価
2,420円 (本体 2,200円+税)
言語
フランス語 > 会話 / フランス語 > 会話
表現だって文法だって、使ってこそ意味がある。コミュニケーションのスキルがいっぱい!自然な会話表現と「なぜ」「どうして」の謎解きが満載。にもかかわらず、あら、不思議、バラバラだった初級文法の知識が体系化していく。読むだけで中級へステップアップ!ライヴ感覚の新しい参考書。

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「この本を手に取られた方に」

 この本は「これからフランスへ行って、ただの観光旅行でなく、できればホームステイをしてみたい」と思っている人のために書きました。つまり、通りすがりの観光客としてではなく、短期滞在であっても、もう少し人とのつながりを深めたいと思う方のために。

 たとえば、パリでチョコレートを買ったり、ヴェルサイユ宮殿に行くだけなら、初級で習った語学の知識だけで十分でしょう。けれども、さらにもう一歩、そこで生活している人に近づくには、語学の知識だけでは十分といえません。言葉はその言葉を話している人たちの社会や文化のコード、そして歴史と密接にかかわりあっているからです。

 そんなこと、わかっていますよ? そうかもしれません。でも、もう一度、思い出してほしいのです。自分はフランスについて、フランスで暮らしている人たちについて、どんなことを知っているのだろうか…?

 毎年、多くの学生さんがフランス語を選択します。最初の授業でフランスの地図を書いてもらうと、じつにワンダフルな世界地図が描かれます。フランスは孤島のように隣接する国がないか、あるいは、どこもかしこも国境が別の国でふさがっていて、海がまったくありません。続いて、フランスについて知っていることを書いてくださいと言うと、だいたいの人が有名ブランドや食文化、歴史建造物をひとつ、ふたつ挙げるにとどまります。それはイメージとして流通している「フランス」にすぎない。フランスの切れっぱしにすぎません。あなたはフランスのどのへんにパリがあるか、だいたいの見当がつきますか?
 
 残念ながら、初級フランス語を終えるころになっても、それはあまり変わらない。いつまでたってもリアリティに欠けるのです。それでは中級で、いろいろなテクストを読み始めても面白いはずがありません。フランスの社会についてもっと身近に、そしてフランス語を生きている言葉として感じることができれば、もっとおもしろく、ずっと楽しくなるにちがいありません。そう、だから、フランス語ホームステイ!

 「ホームステイをしてみたい」というあなたの選択は、まったくもって正しい!! だから、この本をきっかけにして、生きているフランス語の世界へ飛び出していただきたいのです。

 でも、まだちょっと心配という人は、この本を読んでまず「疑似体験」してみてください。この本を繰り返し読んでいただければ、ただ漫然となんとなくフランスに行った人よりもずっと多くのことが学べるようになっています。

 そして、すでにホームステイを体験したことがある方には、フランスにいる間に「はてな?」と思ったことの解答がこの本の中に見つかるでしょう。

 行く前にお読みになるか、行ってから読むか、いずれにせよ、この本をお読みになったあなたにとって、フランスとそこに暮らす人々が、以前よりずっと身近に、そしてリアルに感じられることと思います。

著者
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付録情報

付録
CD 1枚
収録時間
Disc1 73分49秒
吹き込み
Levy Laurence, Marie-Pierre Munoz, Tadako Ichimaru, Patrick Rebollar

読者レビュー

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  • 7net7net
  • booklogbooklog

著者紹介

一丸 禎子(イチマル タダコ)
パトリック・ レボラール(パトリック・ レボラール)