山元 賢治様(元アップル・ジャパン社長・現在、コミュニカ代表取締役社長)から推薦文をいただきました。

日本人のほとんどの方が英語に対しては、「読み書き」はできるが「話す聞く」は苦手とおっしゃるでしょう。この本は、その日本人の不得意分野である「話す聞く」を克服できる最高の一冊だと思います。
英語もコミュニケーションのツールですから、相手が何を伝えようとしているのか理解する必要があります。10秒の英文メッセージを繰り返し聞いてみる。まずは相手が伝えようとしている内容について考えてみる。次に相手の話している英語の単語をどれだけ聞き取れているかをチェックして自分の得手不得手を分析してみる。
単純にボキャブラリーが不足しているのではなく、単語と単語が繋がって一つに聞こえていたり、LとRを聞き分けられない為に別の単語に聞こえてきたりする事に気づかせてくれます。自分の弱点を知る事が大きな上達の一歩になります。
要するに自分が聞き取れていない部分は、自分が発音できていない部分だと明確になってきます。聞き取りの反復練習により、聞く力が上達するだけでなく綺麗なリズムで発音をしたいという強い気持ちが湧いてきます。
毎日1つ、2ヶ月継続するだけで大きな成果が期待できる構成になっています。忙しいビジネスパーソンにとってスケジュールを限定して取り組めるのも助かります。この本で「話す聞く」の苦手意識を克服するよう挑戦してみて下さい。