《本書「はじめに」より》

この本は、英語を書くことについて次のことができる方が取り組む教材です。

　　・アルファベット（大文字・小文字）の音がわかり、書ける

　　・ch, sh, thの音がわかり、書ける

　　・２～３文字の簡単な語（dogなど）が書ける



●子ども英語を「お遊び」から「使える英語」にするための教材です。

　お教室やオンラインレッスンで、耳は良くなったみたい。会話もそれなりにできるようだ。お金と時間をかけているけど、子ども英語だからこの程度までかな…と、もやもやしている保護者様が多いのではないでしょうか。

　耳から英語を入れ、まねて話すことから始めるのは、とても自然なことです。しかし、小学生の著しい思考力の成長に合わせるためには、「（書かれたものを）読む」「（自分の思いや考えを）書く」ことが必要です。

　しかし、英語は歴史的経緯上、複雑な書き方をするので、「スペリング」は読み書きの大きな壁となって立ちはだかります。

　この本では、１つ１つの音に対するスペリングのパターンを身に付けることができます。いったんパターンを知ってしまいさえすれば、後はどのパターンを使うかだけです。これから中学・高校で高度な単語を習うとき、英検®などの試験を受けるときなど、ずっと楽になります。

　小学生だって、無理なく「読む・書く」を身に付けられます。それによって、子ども時代だからこそ容易に育める、「自分は英語でもコミュニケーションを取れる」という自信も増します。大事なお子さま方には、「読む・書く」の基礎であるスペリングをがっちり身に付け、それを機に「使える英語」への道へ踏み出してもらいましょう。



●中学生が、英単語の習得を速く、正確に、楽にできるようにするための教材です。

　テストのための大量の英単語の暗記、なんとか楽にしたいと思いませんか。

　英単語の「意味を覚える」と「スペリングを覚える」を同時にやるのはきついです。スペリングのパターンを身に付けてしまえば、「今回の語はこのパターンだな」ですみます。この本の「母音編」を練習し、「子音編」は苦手なところをぱらぱらとやるだけでも、ずっと楽になるはずです。

　「英語を習う」のは「世界とのコミュニケーション力を身に付ける」ことなので、単なる丸暗記ではなく、大事なところに労力を使ってください。

　

　この本は、「読む・書く」をぐんと楽にしてくれる１冊です。英語をがんばりたい人、英語が苦手かもと思った人、ぜひやってみてください。