採用・研修・目標設定・評価・D&I・社内コミュニケーション――
すべての課題を言語の側面から紐解く、現場発の実践知。
外国籍社員の比率が全体の約3割、国籍は約55カ国(※)というメルカリ。
多様な言語・文化的背景を持つ人材が協働する企業では、どのように言語教育が設計され、組織文化が築かれているのか。
経営戦略と整合する言語教育のカリキュラムデザインとその評価、インクルージョンとより良い意思決定のためのコミュニケーション施策、さらには組織開発との連動まで。
言語教育の専門家であり、企業の人事でもある著者が綴る、メルカリ独自の言語戦略。
(※2025年7月11日時点)
1章 採用ギャップと日本語教育
1.話せるようにならない日本語研修
2.採用ギャップはなぜ起こる
3.研修プログラムの設計
対談 運用力につながる学習デザイン
対談相手:来嶋洋美先生(日本語教育専門家)
2章 社内公用語は解になるか
1.ビジネスのスピードは言語の上達を待てない
2.社内公用語は解になるか?
3.合理的な手段としての「やさしい日本語」
対談 多国籍組織の共通言語
対談相手:藤原康弘先生(名城大学外国語学部国際英語学科教授)
3章 ユニバーサル言語としての日本語
1.使い慣れた日本語を手放す
2.日本語の「難しさへの信仰」
3.ユニバーサル言語としての「やさしい日本語」
4.多様化する日本語
対談 日本人の日本語の問題点
対談相手:庵功雄先生(一橋大学国際教育交流センター教授)
4章 言語教育とD&I
1.多文化・多国籍組織のコミュニケーションバリア
2.D&Iにおける言語教育の役割
3.言語のインクルージョン
対談 多国籍組織のD&I
対談相手:山本志都先生(東海大学文学部英語文化コミュニケーション学科教授)
5章 人材開発と組織開発の両輪で考える言語教育
1.人材開発としての言語教育
2.組織開発につながる言語教育
対談 人事施策としての言語教育
対談相手:中原淳先生(立教大学経営学部教授)
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