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1人でできる留学準備・活用ノート
海外留学経験の活かし方を学び、将来のキャリアをデザインしよう

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  • 書籍版
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1人でできる留学準備・活用ノート
海外留学経験の活かし方を学び、将来のキャリアをデザインしよう

著者名
髙濵 愛 著 / 田中共子
判型
A5判/並製
ページ数
168ページ
ISBN
978-4-384-06122-2 C0095
初版年月日
2024/11/30
定価
2,200円 (本体 2,000円+税)
ジャンル
留学・ホームステイ

あなたの海外留学を100%活かすために


海外留学をする学生に寄り添い、サポートするための一冊。ノート形式で手順に従って学び、自分自身の考えをまとめていきます。留学にかかわる煩雑な状況を整理して俯瞰、可視化します。短期から長期まで、留学の形態はさまざまありますが、基本となる考え方、スケジュール立てや目標設定、将来のキャリアへの活用方法まで、留学準備と帰国後をトータルにガイドします。


昨今では各教育機関でも留学前準備に力を注ぎ、「手とり足とり」のサポートが充実しつつありますが、その一方で、帰国後のフォローは未だ不十分、せっかくの留学経験が「思い出」に終始してしまうことも多くあります。そのような現状を踏まえ、本書は「留学準備(プレ留学)編」と「帰国後(ポスト留学)編」の二部構成。留学前の準備だけでなく、帰国後の学生自身にその経験を活かす方途を示唆する内容を一貫して盛り込みました。


**教職員の方へ**

本書は、著者2名が10年以上にわたって行ってきた留学関連の共同研究の成果に基づき、留学準備から帰国後の振り返りに使えるワークブックとして構成しています。帰国前後の学生に関わる教務や語学教師などの教職員の方にとっては、指導の指針ともなる内容となっています。書き込み形式で学生自身が自習できるワークとなっていますが、授業でのグループワークにも活用可能です。

目次

第1部 留学準備(プレ留学)編
1. さあ、はじめよう!
  1.1 『1人でできる留学準備・活用ノート』とは?
  1.2 本書の使い方
  1.3 自己紹介しよう
2. 留学計画を立てるための頭の準備体操
  2.1 留学の魅力とは?
  2.2 自分年表
3. 留学のロードマップと種類
  3.1 留学のロードマップ
  3.2 留学の種類〜さまざまな留学のメリットとデメリット〜
4. 留学する意義・理由
  4.1 留学で得られる10のポイント
  4.2 自分が留学する目的について考えよう
  4.3 自分の留学の目標を立てよう
5. 理想の留学生活を描こう
  5.1 言葉で表現しよう
  5.2 絵や図で表現しよう
  5.3 自分の留学生活・計画にタイトルをつけよう
  5.4 留学情報を集めよう
  5.5 参加する留学プログラムを決めよう
  5.6 語学の勉強をしよう
  5.7 学内での成績を維持しよう(GPAとは?)
  5.8 留学資金について考えよう
  5.9 将来のキャリアプランニングをしよう
6. 留学計画作成のポイント
7. 留学に必要な面接の対策法
8. 留学が決まったら進める準備
  8.1 文化の理解と氷山モデル
  8.2 カルチャーショック
  8.3 ハイコンテクスト文化とローコンテクスト文化
第2部帰国後(ポスト留学)編
9. 次のキャリアへのパスポートを手に入れよう!
  9.1 帰国後(ポスト留学)編の目的
  9.2 帰国後(ポスト留学)編の使い方
  9.3 帰国後(ポスト留学)編の構成
10. 帰国後の違和感はありませんか?
  10.1 日本から留学先への異文化適応について
  10.2 留学先から日本への再適応について
  10.3 リエントリーショック
  10.4 リエントリーショックの肯定的側面
11. 帰国後の違和感に対応しよう
  11.1 これまでの対応法をリストアップしよう
  11.2 これからに向けて新たな対応法を考えよう
  12. 留学前の経験を振り返ろう
13. 留学経験を活かしたキャリア形成(留学経験の振り返り)
  13.1 進路選び
  13.2 進路選びのヒント①〜経験の「棚卸し」〜
  13.3 進路選びのヒント②〜○年後と□年後のキャリアプラン〜
14.留学先で学んだことの発展法
  14.1 日頃取り組んでいる発展法
  14.2 これから取り組む発展法
15.自分の将来設計
  15.1 留学を活かした将来をデザインしよう
  15.2 未来の理想を描き、目標達成を加速させよう
16.まとめ
  16.1 学んだことの振り返り
  16.2 ノートを終えるにあたっての振り返り

読者レビュー

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著者紹介

髙濵 愛(タカハマ アイ)
教育コンサルタント、東京都立大学・昭和女子大学非常勤講師、ポスト留学キャリアコンサルタント。
神奈川県出身。白百合学園高等学校、お茶の水女子大学卒業(在学中に北京とロンドンに短期留学を経験)、同大学大学院博士前期課程修了、アメリカ・スタンフォード大学大学院教育学研究科修士課程修了。
パナソニック株式会社(旧松下電器産業株式会社)で人事業務を担当後、一橋大学など国立大学において、常勤教員(専任講師・准教授)として留学・国際交流推進業務を担当。その後東京大学において、グローバル MOOC(大規模公開オンライン講座)関連業務に従事。2023年に独立し、「ポスト留学サロン」において留学経験者を対象とした帰国スキル®の指導に加え、帰国後のメンタルおよびキャリアサポートを提供。専門は異文化間教育、留学生教育、異文化コミュニケーション。著書:『派遣留学生の再適応とキャリア形成の支援―帰国後教育における自助グループ活動の開発と実践―』(共著・東信堂)。各種学術誌のほか、ウェブマガジン『留学交流』(独立行政法人日本学生支援機構)にも5度寄稿。
非常勤講師としては、東京都立大学における日本語(サバイバルジャパニーズ ・ビジネス日本語)に関する講義のほか、2022年度より昭和女子大学において「海外留学スタートアップ講義」および「海外留学フォローアップ演習」を担当。保有する国家資格はキャリアコンサルタントおよび全国通訳案内士(英語)。大学以外では、アロマテラピーインストラクター・アロマプレンドデザイナーとしても活動中。
田中 共子(タナカ トモコ)
岡山大学社会文化科学学域教授。
筑波大学大第二学群生物学類・同環境科学研究科修了、広島大学大学院博士後期課程生物圏科学研究科・米国ワシントン大学心理学部大学院での学びを経て、早稲田大学人間科学部にて博士(人間科学)を取得。広島大学保健管理センター助手・留学生センター助手、岡山大学文学部助教授・教授、同社会文化科学研究科教授を務めたのち、2021年度より現職。専門は異文化間心理学、社会心理学、健康心理学、異文化間教育。所属大学ほかで「異文化間心理学」の講義を担当している。
主な著書:『異文化接触の心理学―AUC-GS学習モデルで学ぶ文化の交差と共存』(単著・ナカニシヤ出版)、『留学生のソーシャル・ネットワークとソーシャルスキル』(単著 ・ナカニシヤ出版)、『異文化間ソーシャルスキル研究の最前線-国際化時代に求められる対人関係技能とは』(編著・ナカニシヤ出版)、『社会心理学への招待』(共著・ミネルヴァ書房)、『臨床社会心理学-その実践的展開をめぐって』(編著・ナカニシヤ出版)、『異文化間教育学体系 第一巻 異文化間に学ぶ「ひと」の教育』(共著・明石書店)、『よくわかる学びの技法』(編著・ミネルヴァ書房)。『健康心理学事典』(丸善株式会社)、『社会心理学事典』(丸善株式会社)、『質的心理学辞典』(新曜社)、『グループ・ダイナミックス事典』(丸善株式会社)(印刷中)で「異文化適応」の項目を執筆している。