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新版 ここからはじめるフランス語

著者名
酒巻洋子
判型
A5判/並製
ページ数
172ページ 本文4色
ISBN
978-4-384-06148-2 C1085
初版年月日
2025/04/30
定価
2,200円 (本体 2,000円+税)
言語
フランス語 > 入門・初級文法 / フランス語 > 会話
シリーズ
お洒落な語学書シリーズ

パリへ行く前に最低限覚えたい、基本のフランス語文法はコレ!


文法書でイチから学ぶのは面倒くさい、でも会話書を丸暗記するのでは飽き足らない人に向けた1冊です。

実践を求めるなら文法書の内容をすべて覚える必要はありませんが、文の構造を理解しながら話すことでフランス語を話すことがもっと楽しくなります!

新版にあたって、本のサイズを見やすいA5判にし、音声を無料ダウンロード&ストリーミングに対応させました。また、発音を逐次確認できるよう、巻末にまとめを掲載しました。

付録情報

付録
音声ダウンロード・ストリーミング対応

目次

コラム あいさつから始めましょう
Chapitre 1 欲しいものを伝えましょう
Etape 1 単語で伝えましょう
01. 「欲しいもの」は何ですか?
02. 「欲しいもの」は男性名詞、女性名詞?
03. 「いくつ欲しい」 数量をつけましょう
04. 「これとこれも」 何種類も欲しいとき
05. 「〜ください」 もっとも簡単な頼み方
コラム 声を掛けてみましょう

Etape 2 文章で伝えましょう
06. 「〜が欲しいです」 文を作ってみましょう
07. 「私は」「あなたは」 誰のことですか?
08. 「〜が欲しいのですが」 やさしく頼んでみましょう
コラム あいまいなフランス語
09. 「〜をもらいます」 欲しいものをもらいましょう
10. 「これ」「それ」「あれ」 名前が分からない!
11. 「これで全部です」 他に欲しいものはありません
12. 「どのくらいの量」が欲しいのですか?
13. 「〜したいのですが」 やりたいことを尋ねてみましょう

Chapitre 2 尋ねたいことを聞いてみましょう
Etape 1 はい、いいえで答える疑問文
01. 「〜ですか?」 疑問文を作ってみましょう
02. 「〜はありますか?」 探しものを尋ねてみましょう
03. 「はい」「いいえ」 答えを聞いてみましょう
04. 「それを」「それらを」 代用する言葉で置き換えましょう
05. 「〜ないです」 否定文を作りましょう
06. 「もうない」「何もない」「しかない」 いろいろな“ない”を覚えましょう  
コラム お礼と謝罪への返答の仕方
07. 「〜ないのですか?」 否定文で聞いてみましょう
08. 「〜できますか?」 やりたいことを聞いてみましょう
09. 「この」「その」 指すものを明確にしましょう
10. 「〜していただけますか?」 依頼文を作ってみましょう
11. 「私に」「私を」 誰にして欲しいですか?
12. 「〜すべきですか?」 必要か聞いてみましょう
コラム お礼の言い方

Etape 2 答えを求める疑問文
13. 「いつ」「どこ」「いくら」 疑問文を作ってみましょう
14. 「どこですか?」 ある場所を聞いてみましょう
コラム 了解を伝えましょう
15. 「右へ」「左へ」 どっちでしょう
16. 「どこで〜ですか?」 する場所を聞いてみましょう
17. 「いくらですか?」 値段を聞いてみましょう
18. 「どのくらいですか?」 数量を尋ねてみましょう
19. 「どのように?」 やり方を尋ねてみましょう
20. 「いつですか?」 時期を聞いてみましょう
コラム 聞き返す表現 
21. 「何を」「誰が」 疑問文を作ってみましょう
22. 「これは何ですか?」 お馴染みの疑問文です
23. 「それは〜です」 指して言いましょう
24. 「誰ですか?」 人を尋ねてみましょう
25. 「私」、「あなた」 強調してみましょう
26. 「何の」「どんな」 疑問文を作ってみましょう
27. 「何の」 名詞につけて聞いてみましょう
28. 「何時に」「何時まで」 具体的に聞いてみましょう
29.「 〜は何?」 尋ねてみましょう
コラム 国籍を尋ねる表現

Chapitre 3 ちょっとした会話を楽しみましょう
Etape 1 日常会話を見てみましょう
01. 「お元気ですか?」 まずはこのセリフから
02. 「いい天気ですね」 時候のあいさつは世界共通
03. 「値段が高いです」 値切ってみましょう
04. 「フランス語を話します」 言葉は重要な問題です
05. 「日本人です」 自己紹介しましょう
コラム 国籍いろいろ
06. 「学生です」 職業を言いましょう
コラム いろいろな職業
07. 「東京に住んでいます」 住んでいる場所も話題のひとつ

Etape 2 過去形を作ってみましょう
08. 「すでに終わったこと」 複合過去と言います
09. 「日本に行ったことがありますか?」 日本を話題にしてみましょう
10. 「フランスに来たことがあります」 フランスを話題にしてみましょう
11. 「そこに」 場所を置き換えて言いましょう
12. 「〜しました」 旅行中に使う過去形
コラム 「すでに」か「まだ」か

Etape 3 未来形を作ってみましょう
13. 「〜しようとする」「〜するつもり」 近い未来のことです
14. 「〜するつもりです」 予定を話しましょう
コラム 「昨日」「今日」「明日」を覚えましょう

フランス語の発音

読者レビュー

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著者紹介

酒巻 洋子(サカマキ ヨウコ)
フリー編集ライター
女子美術大学デザイン科卒業後、渡仏して料理学校、ル・コルドン・ブルーに留学。帰国後、編集プロダクション、料理雑誌の編集部を経てフリーに。2003年、再渡仏し、現在パリとノルマンディーを行き来する生活を送っている。ブログ「いつものパリ (paparis.exblog.jp)」にてパリのお散歩写真を、インスタグラム「@normaninuneko」にてノルマンディーの日常写真を公開中。
著書に「パン屋さんのフランス語」「お散歩しながらフランス語」「恋するフランス語」「猫とフランス語」「フランス語日記」(以上すべて三修社)、「シャンブル・ドットで見つけたパリ流インテリア」(新紀元社)、「フランス人と気の長い夜ごはん」(産業編集センター)「秋田犬のおやこ」(翔泳社)など多数。

著者/編集者コメント

フランス語を学ぼうと思ったきっかけは人によってさまざまでしょう。たまたま、学校で仏語科目を選択したから、仏検に合格したいから、フランスに留学したいから。すごい目標はないけれど、旅行で訪れてフランス語を話してみたくなったから、などなど。とっかかりは何であれ、フランス語を始めたのはいいけれど、志半ばで挫折した人も多いのでは。意気揚々と買い込んだ文法書が最後まで読み終えられず、本棚の肥やしになっていませんか? 
机上だけの勉強では、語学学習の意欲を上げるのはなかなか難しいもの。外国語というものは、話す相手がいて、実際に使ってみて、コミュニケーションが取れることで、面白さが何倍にも膨れ上がるものだと思います。でも、だからといって、旅行会話書を片手にフランスを訪れたところで、フランス人相手に会話が成り立つかと言えば、そううまくいくものではないですよね。
本書は、文法書を1から学ぶのは面倒くさい人、でも旅行会話書を丸暗記するのでは飽き足らない人向けに作りました。出てくるフレーズは旅行会話を中心に、旅行中、よく使う単語のみを紹介しています。フランスでの日常生活だって、使用頻度が高いのは限られた言い方のみだったりしますから、実践を求めるのならば、いわゆる文法書の内容をすべて覚える必要はないのです。さらに、それぞれに詳しい解説をつけていますので、旅行会話書よりも文章の構成を理解して使っていただけることでしょう。必要な旅行会話&最低限の文法を載せた、いわばおいしいとこ取りの語学書というわけです!  
まずはこの本の内容をバッチリ話せるようになってください。そしてフランスを訪れたとき、実際に使ってみて、フランス語を話す楽しさを知ってください。そうしてから、さらにフランス語を学びたくなったのならば、より詳しい文法書で理解を深めてもいいし、仏検へ挑戦するのもいいでしょう。そうこうしているうちに、思わずフランスに住んでしまった、なんてこともアリかもしれません。

(「はじめに」より)