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異文化へのまなざし──言語・コミュニケーション・文化を学ぶ

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異文化へのまなざし──言語・コミュニケーション・文化を学ぶ

著者名
井上幸孝 編著 / 根岸徹郎 編著 / 鈴木健郎 編著
判型
A5判/並製
ページ数
224ページ
ISBN
978-4-384-06163-5 C1030
初版年月日
2025/10/01
定価
2,420円 (本体 2,200円+税)
ジャンル
比較文化

ことばや異文化を学ぶことで開かれる可能性と楽しさを伝える

大学1年生を主な読者対象とし、外国語や異文化を学ぶことについて、さまざまな分野からの視点を簡潔かつ具体的に示します。言語・コミュニケーション・文化を研究することで、どのように新しい世界が開けていくのかを、各分野の専門家がわかりやすい文章で紹介。「与えられた知識を学ぶ」段階から、「自ら調べて新しい知を獲得する」姿勢へと導き、学びの視野を広げます。


巻末には「読書ガイド」を設け、さらなる探究へのきっかけも提示。外国語や異文化に関心を持つすべての人が、繰り返し手に取り、新たな発見を得られることを目指しています。


【執筆者】

池尾玲子/石川達夫/伊藤英人/井上幸孝/今井ハイデ/岡田もえ子/岡村りら/尾崎文太/越智博美/ガルブレイス,パトリック W./河野真太郎/小林貴徳/櫻井文子/鈴木健郎/池玟京(ジ ミンギョン)/柴田隆子/下澤和義/崔泰源(チェ テウォン)/土屋昌明/トンプキンス,レベッカ/成田雅彦/根岸徹郎/ハーン小路恭子/船橋淳/ポーシャック,ジョセフ W./松田智穂子/宮田宗彦/宮本文/八島純

目次

はじめに

Part I:外国語を学ぶ
1. 世界はさまざまなことばに充ちている──バベルの塔から降りて世界を広げよう
2. 英語
3. 韓国語(コリア語)
4. 中国語
5. スペイン語
6. フランス語
7. ドイツ語
8. スラヴ語

Part II:ことばを学ぶ
1. ことばの研究──文体論で探る英語の手触り
2. ことばの習得──第二言語習得
3. ことばの多様性
4. ことばの起源を探る
5. ことばとコミュニケーション──談話分析
6. 文学のことば
7. 身体とことば──ことばは身体から創られる
8. 映像とコミュニケーション──学生によるドキュメンタリーの制作とその面白さ
9. テクストと批評
10. 思想とテクスト

Part III:文化を学ぶ
1. カルチュラル・スタディーズ──「文化を研究する」とはどういうことか
2. 文学が映し出す社会
3. 宗教と文化──「文化」や「宗教」について多角的に考えてみる
4. 文化と歴史──異文化理解に向けた歴史認識の問題を考える
5. 資源化される文化──文化のダイナミズムを考える
6. 演劇と文化──ポスト・コロナの時代に演劇を研究すること
7. 飛ぶことをやめない鳥を訪ねて──ミュージアム空間の時間旅行
8. 演劇と文化──環境から見るドイツの文化と歴史
9. マイノリティとジェンダー

Part IV: 異文化としての日本
1. 国ごとのユニークさ──「外国」から見た日本/「日本」から見た「外国」
2. ストーリーの力──日本人にとっての英語学習
3. 「おたく」の倫理観──ササキバラ・ゴウと考える
4. 文化交流から見る日本と韓国──韓流に寄せて
5. 多様性を歩く──東京のエスニックタウンを巡る文化の旅

読書ガイド
編者紹介/執筆者紹介

読者レビュー

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著者紹介

井上 幸孝(イノウエ ユキタカ)
専門:メキシコ史。著書に『古代アメリカ文明――マヤ・アステカ・インカ・ナスカの実像』(共著、講談社現代新書、2024年)、『聖ヤコブ崇敬とサンティアゴ巡礼』(共著、春風社、2022年)、『メソアメリカを知るための58章』(編著、明石書店、2014年)ほか。
根岸 徹郎(ネギシ テツロウ)
専門:フランス現代文学、フランス演劇。著書に『日本におけるポール・クローデル』(編著、クレス出版、2010年)、『学芸の還流』(共編、専修大学出版局、2014年)ほか。訳書に『ジュネ伝』(共訳、E・ホワイト著、河出書房新社、2004年)ほか。
鈴木 健郎(スズキ タケオ)
専門:宗教学、宗教史学、中国宗教(道教)研究。著書に『増補改訂版 道教美術の可能性』(共編著、勉誠出版、2025年)。論文に「白玉蟾と道教聖地」(『東方宗教』120 号、日本道教学会、2012年)ほか。