三修社 SANSHUSHA

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小さい“つ”が消えた日

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小さい“つ”が消えた日

著者名
ステファノ・フォン・ロー 著 / トルステン・クロケンブリンク
判型
B6変型判/半上製
ページ数
128ページ 2色
ISBN
978-4-384-05514-6 C0097
初版年月日
2008/11/20
定価
1,540円 (本体 1,400円+税)
ジャンル
文芸 > 文学
“あ”さんはいばりんぼ、“か”さんは優柔不断…舞台はいろいろな文字たちがすむ五十音村。そんな五十音村の住人たちが楽しみにしているのは、夜のおしゃべり。その日も、みんなであつまって自慢話に花を咲かせていました。ところが、小さい“つ”には音がありません。「音がないなんて、文字じゃない」とからかわれた小さい“つ”は次の朝、姿を消してしまいます。すると、どうしたことでしょう。いらないと思っていた小さい“つ”がいなくなっただけで、「うったえますよ」が「うたえますよ」になってしまうなど日本語は大混乱に…。ドイツから届いた、日本語の五十音をめぐるファンタジー。

著者紹介

ステファノ・フォン・ ロー(ステファノ・フォン・ ロー)
トルステン・ クロケンブリンク(トルステン・ クロケンブリンク)