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ドン・フアン
(本人が語る)

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ドン・フアン
(本人が語る)

著者名
ペーター・ハントケ 著 / 阿部卓也 訳 / 宗宮朋子
判型
四六判/上製
ページ数
160ページ
ISBN
978-4-384-05602-0 C0097
初版年月日
2011/11/15
定価
1,980円 (本体 1,800円+税)
ジャンル
文芸 > 文学 / 文芸

~ 終わりのない旅。「決定版にして真実」のドン・フアン物語 ~

『ベルリン・天使の詩』の脚本でも知られるドイツ語文学界の重鎮、ペーター・ハントケの最新小説を邦訳。
物語の舞台は、5月の、パリ近郊のポール・ロワイヤル・デ・シャンの庭。そこで宿屋を営む「私」によって語られる、7日間に渡って繰り広げられるドン・フアンと女たちとの物語。

「物語る」ドン・フアン、父親であり「孤児」であるドン・フアン、「誘惑者ではない」「誠実な」ドン・フアン、「哀しみ」にひたされたドン・フアン、殺人など禍々しいもの、あるいは「きわどい細部」とは何も関わるところのないドン・フアン。どこを取っても未聞のドン・フアンだが、それでもドン・フアンの物語なのだ。(訳者あとがきより)


2019年のノーベル文学賞をペーター・ハントケ氏が受賞されました。

ノーベル文学賞2019

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著者紹介

ペーター・ ハントケ(ペーター・ ハントケ)
1942年オーストリア、ケルンテン州グリフェン生まれ。1966年に小説『雀蜂』でデビュー。同年、「47年グループ」プリンストン大会での批判的な発言で注目され、ドイツ、フランクフルトで上演された戯曲『観客罵倒』で一躍脚光を浴びる。その後現在にいたるまで、小説、戯曲の他、翻訳、ラジオドラマ、詩にわたって精力的な創作活動を続けている。1990年代にはユーゴスラビア紛争についてセルビア支持の発言によりマスメディアからの攻撃を受ける。2019年ノーベル文学賞受賞。代表作に『幸せではないが、もういい』『反復』『ベルリン・天使の詩』脚本(ヴィム・ヴェンダースとの共作)など。
阿部 卓也(アベ タクヤ)
関西学院大学准教授。訳書にペーター・ハントケ『反復』(同学社)、『こどもの物語』(同学社)など。
宗宮 朋子(ソウミヤ トモコ)
明治大学兼任講師。