本書は、外国人の方が日本の介護施設で就労するにあたって、介助場面でよく使われる表現を学ぶ本です。単なる声かけにとどまらず、コミュニケーションを広げるフレーズも紹介しています。各章の学習のあと、目標に到達できたかどうか学習者が自ら確認できるように、到達度チェック欄は介護のCan-do statementで示してあります。Can-doなので学習の管理がしやすく、独学の場合でも「自分ができるようになったこと」がひと目でわかります。
本書には「排せつの介助」「衣類着脱の介助」「身体清潔の介助」の声かけ表現が掲載されています。「あいさつ」「移乗・移動の介助」「食事の介助」が掲載されているVol.1とあわせて学ぶことで、効果的に、介護現場での基本的な声かけを習得することができます。日本語能力試験N4レベル相当の方に。
付録情報
目次
1章 衣類着脱の介助
1前開きタイプの上着・ズボンの着脱(臥位)
2プルオーバータイプの上着・ズボンの着脱(端座位)
タスク
到達度チェック
2章 身体清潔の介助
1入浴の介助①(髪と体を洗う)
2入浴の介助②(浴そうに入る)
3全身清拭
タスク
到達度チェック
3章 排せつの介助
1ポータブルトイレでの排せつ
2差し込み便器(尿器)での排せつ
3おむつ交換
タスク
到達度チェック
巻末資料
・高齢者が着替えやすい衣類
・高齢者の入浴効果
・高齢者の入浴の留意点
・清拭の注意点
・排せつ方法の種類と選び方
・耳が遠い人と話すとき
索引
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