三修社 SANSHUSHA

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中級へのイタリア語文法[第2版]

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中級へのイタリア語文法[第2版]

著者名
京藤好男 著 / ロッサーナ・アンドリウッツィ
判型
A5判/並製
ページ数
284ページ
ISBN
978-4-384-05978-6 C1087
初版年月日
2020/05/30
定価
2,640円 (本体 2,400円+税)
言語
イタリア語 > 文法 / イタリア語 > 問題集

イタリア語の実践的な文法練習を通じて、初級から中級への橋渡し!

初級書、入門書を終えて、より本格的に学びたい読者の方に最適な1冊。

文法知識が体系的に把握できる!


  • わかりやすく体系化された文法解説と豊富な例文。
  • 「実際に使える文法」を身につけていただくため、活用の練習から長文エッセイの読みこなしまで、多種多様な問題を収録。
  • 「メールの書き方」「イタリアの祝日」「カードの書き方」「イタリアの住宅事情」など文化に関わる親しみやすい内容のコラムで、イタリアについて楽しく学べる。
  • 取りはずし可能で便利な「解答集」付き。

目次

CAPITOLO 1 直接目的語・間接目的語代名詞
CAPITOLO 2 代名詞的小辞neとci
CAPITOLO 3 近過去
CAPITOLO 4 近過去と代名詞の組み合わせ
CAPITOLO 5 使役動詞・放任動詞
CAPITOLO 6 半過去
CAPITOLO 7 大過去
CAPITOLO 8 未来
CAPITOLO 9 命令法
CAPITOLO 10 条件法
CAPITOLO 11 比較級・最上級
CAPITOLO 12 関係代名詞
CAPITOLO 13 接続法現在・過去
CAPITOLO 14 接続法を導くさまざまな用法
CAPITOLO 15 接続法半過去・大過去
CAPITOLO 16 仮定文
CAPITOLO 17 受動態
CAPITOLO 18 ジェルンディオ
CAPITOLO 19 遠過去
CAPITOLO 20 話法の転換
Esercizi別冊解答集

読者レビュー

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著者紹介

京藤 好男(キョウトウ ヨシオ)
東京外国語大学イタリア語学科卒業。1995年に文部省国際交流制度派遣留学生として、ヴェネツィア大学に留学。東京外国語大学大学院博士前期課程修了。イタリア文学専攻。現在、慶應義塾大学、法政大学、武蔵野音楽大学、武蔵大学などで講師を務める。
著書に『イタリア語検定3級突破単語集』(共著、三修社)、『イタリア語検定4・5級突破単語集』(共著、三修社)、『場面で学ぶイタリア語発音マスター』(共著、三修社)、『イタリア語動詞活用ドリル』(三修社)など。
ロッサーナ・ アンドリウッツィ(ロッサーナ・ アンドリウッツィ)
バジリカータ州出身。フィレンツェ大学卒業後、シエナ大学にて、イタリア語を教えるための専門資格DITALSを取得。美術史の教員免許を持つ。その後、フィレンツェの語学学校で実績を積み、2004年に来日。イタリア文化会館をはじめ、都内の語学学校で講師として活躍中。語学講座はもちろん、美術・工芸・ファッションなど、専門知識を活かした文化講座も人気。イタリア語の学習サイトwww.studiamo.comを主宰するなど、語学教育に意欲的な活動を行っている。

著者/編集者コメント

はじめに

 本書はイタリア語の文法を一通り学んだ人を念頭に構成されています。近年、イタリア語は私たちにとって身近な言語の一つとなり、学習者も増え続けています。しかし、書店に並ぶのはほとんどが入門書で、さらなるレベルアップを願う人にとっての教材が不足していました。本書は基礎的な学習を終え(初級レベル)、原書講読、検定試験、留学など(上級レベル)にチャレンジしようとする人の橋渡しとなることをめざして作られています。
 文法を学んでも実践では使えない、役に立たない、というのはよくある批判です。確かに、文法の知識を詰め込んだからといって、いきなりネイティブ・スピーカーと自由に会話できるわけでも、原書をスラスラと読めるわけでもないでしょう。
 文法は「ことばの世界」を旅するための地図のようなものです。その地図を手に町歩きすると考えてみてください。実際に町に出れば、建物に遮られたり、道路が複雑に交差したり、交通量が多かったり、さまざま」な障害にぶつかります。ことばも同じく、教科書通りに相手が出てくるとは限りません。大切なことは、地図と現地のイメージを近づけることです。そのためには身近な場所から始めて、地図なしでも歩ける範囲を広げていくこと、言うなれば「小さな実践」を積み重ねることが重要です。
 語学学習でも要領は似ています。「中級」とは、まさに「小さな実践」の繰り返しの段階。それが、みなさんが上る階段の一段一段を確実に形作ってくれます。そうした信念のもとに本書は編まれました。それが「生のイタリア語」を楽しむための足がかりになることを願っています。

 このたび多くの方々に好評をいただき、第2版として出版されることになりました。みなさまの温かい声に、心からの感謝を申し上げます。この機会に初版を再検討し、読者の方からのご意見も参考にしてより使いやすいようにしました。本書が益々、イタリア語のレベルアップを目指す方の一助となれば幸いです。