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「考える」を可能にするコミュニケーション教育
——日本とエストニアの実践に学ぶ "場づくり”

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  • 書籍版

「考える」を可能にするコミュニケーション教育
——日本とエストニアの実践に学ぶ "場づくり”

著者名
宮原 哲 著 / 佐々木研一
判型
A5判/並製
ページ数
184ページ
ISBN
978-4-384-06187-1 C1037
初版年月日
2026/03/01
定価
2,420円 (本体 2,200円+税)
ジャンル
専門書・教育 / 専門書・研究書

質問しない子ども。意見しない大人。その静けさには、理由がある。


便利で親切な社会、空気を読む文化——。
「疑問を持つ」「問いを立てる」機会を失ってきた私たち。
一方で、「考える」ことの必要性がますます問われる今。
本書は、まず心理的安全性を支える“場づくり”をベースに子どもも大人も「言語化」「対話」につながる6段階のプロセスを提示。
学校にも、職場にも、今日から使えるヒントがここにあります。

目次

第1章 「考える」を可能にするコミュニケーション教育とは
1.なぜ疑問が失われたのか——3つの構造的要因
2.AI時代に求められる「考える」こと
3.「考える」を可能にするコミュニケーション教育へ
4.理論から実践へ——循環を確かめる

第2章 「考える」を可能にするコミュニケーション教育の実践例(1)
——D-コート、スポーツ鬼ごっこ、硬式野球部の事例を通して
1.D-コートで習得するディスカッションの基本
2.スポーツ鬼ごっこで鍛える「ともに考える」力
3.「考える」で強くなった硬式野球部

第3章 「考える」を可能にするコミュニケーション教育の実践例(2)
——エストニアのソーシャルアントレプレナーシップ教育導入中の奈良県宇陀市の事例を通して
1.ソーシャルアントレプレナーシップ研修の内容
2.「語り」から見えるエストニア研修の成果

第4章 「考える」を可能にするコミュニケーション教育とその効果測定
——なぜ測るか、どう測るか
1.なぜ、何を測定するのか——「測れないものは育てられない」から内面的変化へ
2.DIT-B検査という解決策——価値観を測り、成長を支援する
3.事前測定と研修中の支援——出発点の把握から変化の兆候まで
4.事後測定と振り返りワーク——数値を体験に結びつける学び

第5章 「考える」を可能にするコミュニケーション教育の今後の展望
1.ブリコラージュ的実装——「今あるもの」から始める
2.現場での実装例——学校と企業における具体的アプローチ
3."場"を整える——6段階が機能する場づくり
4.実践を支え、磨き続ける——測定、コミュニティ、そしてあなたの現場へ

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著者紹介

宮原 哲(ミヤハラ アキラ)
西南学院大学教授
米国ペンシルベニア州立大学大学院で修士号、博士号(スピーチ・コミュニケーション)取得後、ペンシルベニア州立ウェスト・チェスター大学でコミュニケーション学の専門科目(説得、コミュニケーション理論、グループ、組織など)を担当。1986年から現職。1996年から硬式野球部、2007年空手道部長、正課外活動での学生の指導に当たる。学外では「コミュニケーションとは」に関する理解を深めるため企業、病院、自治体などで講演、研修講師を務め、新聞連載、コメンテーターとしてテレビ、ラジオ出演。主な著書に『治療効果アップにつながる患者のコミュニケーション力』(朝日新聞出版社、2023年)、『ニッポン人のわすれもの』(西日本新聞社、2007年)、『新版 入門コミュニケーション論』(松柏社、2006年)。
佐々木 研一(ササキ ケンイチ)
株式会社イノベーションゲート マネージャー
一般財団法人ブランド・マネージャー認定協会 理事
Next innovation OÜ ソーシャルアントレプレナー/アセスメント・サイコメトリクス・ディレクター
SIベンダー、コンサルティング会社、広告代理店を経て、人事コンサルティング企業にて心理アセスメントの開発・運用に従事。現在は、アセスメント開発・運用、機械学習・AIシステム開発、新規事業立上げ・コンサルティング、講座開発・カリキュラム編集・研修講師を行う。また、企業や学生向けにコミュニケーション研修、自己理解研修、キャリア研修を多数実施。2025年3月、早稲田大学大学院文学研究科心理学コース心理統計学専攻にて博士(文学)を取得。
主な著書に『共分散構造分析―生成AIとの協働による問題解決編―』(共著、東京図書、2025年)、『ChatGPTと描くブランドの設計図』(共著、ザメディアジョン、2024年)、『人工知能入門―初歩からGPT/画像生成AIまで』(共著、東京図書、2023年)。