第28号 グローバル・サウスとアメリカ南部
本書は、日本におけるフォークナー研究の活性化と国際化のために、日本ウィリアム・フォークナー協会が毎年一回刊行している研究誌です。特に毎号の特集テーマについて、日本国内はじめ、広くアジア諸国および世界の研究者にも原稿を依頼し、翻訳・掲載しています。
日本ウィリアム・フォークナー協会では、本書に対応する英語版インターネット・ジャーナル The William Faulkner Journal of Japan on the Internet を刊行しています。
巻頭エッセイ
フォークナーへの旅 ●牧野有通
特集:グローバル・サウスとアメリカ南部
グローバル・サウスとウィリアム・フォークナーの人口小説●山根亮一
ガブリエル・ガルシア・マルケスとラテンアメリカ文学の形成――「ブーム」とその背景●寺尾隆吉
根拠なきグローバリズム——『外国人留学生』におけるアナロジーの政治学●土岐光一
境界を越える声たち――シンシア・シアラー『セレスティアル・ジュークボックス――ある小説』におけるフォークナー的伝統とグローバルな語り●遠藤郁子
リレー連載 アメリカ作家と〈南部〉
シャーウッド・アンダソンの「南部」●金澤 哲
特別エッセイ
われらが連邦(ユニオン)の現状(ステイト)――二一世紀における/二一世紀のためのグローバル・フォークナー・スタディーズ●ジェイ・ワトソン/桐山大介訳
本来的な死の在り方――『寓話』のハイデガー的読解●ロバート・A・ウィンクラー/丸谷徳嗣訳
南部文学クラブ
メルヴィル・D・ポーストのアンクル・アブナー・シリーズとフォークナーの小説●並木信明
投稿論文
「こいつは淫売に近寄っちゃいけねえな」――『八月の光』における女性の罪と欲望●吉田希依
「ちゃんと考えなきゃだめよ」――『響きと怒り』における衣服描写に着目して●北口未来
『針のない時計』におけるジェスター・クレインの描く米国南部社会の理想――音楽描写『トリスタンとイゾルデ』にのせて●岩塚さおり
行け、モーセ」――モリー・ビーチャムの「公認されない悲嘆」●三浦朝子
連載
カーソン・マッカラーズの小説について(第四回)●諏訪部浩一
特別寄稿
フォークナー来日七〇周年記念国際ワークショップについて●金澤 哲
書評
浅羽 麗/吉田希依/光森幸子/小林久美子/尾上竜馬/永尾 悟/竹内理矢/横溝 仁/加藤良浩/中谷 崇
投稿(寄稿)の書式について/投稿規定/編集後記・フォークナー協会からのお知らせ
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