更新日:2020.03.31
2/20(木)、グローカルカフェ青山店で開催されたワークショップ「ドイツ語レシピ動画を楽しむ」のイベントレポートです。
講師はドイツの食文化といえばこの人、ドイツ食品普及協会の森本智子さん。
ドイツ食品普及協会代表。
ドイツで日本人初のビアソムリエの資格を取得。
著書に『ドイツパン大全』(誠文堂新光社)などがある。
目下、ビールをめぐる歴史小説『Bierzauberer』(ビールの魔術師)の邦訳プロジェクトも進んでいるそう。
ドイツ語レシピ動画を楽しむ
イベント内容
- ドイツの食案内
- レシピで使うドイツ語紹介
- レシピ動画をみんなで訳してみよう
さて、当日はドイツ語歴も世代も異なる参加者8名が集まりました。
近くのドイツ料理店のお店の方と常連さんもいらっしゃいましたよ。
前半はドイツの食文化の紹介。
ドイツの地図に地方料理がぎっしり。
しかし、写真では青くうつってしまいますが、ドイツ料理って全体的に茶色いですね…(笑)
続いて、レシピで使うドイツ語をおさらい。
まずは、ドリンクのレシピを見てみます。
Feuerzangenbowle (フォイアーツァンゲンボウレ)
クリスマスなど冬の時期によく飲まれるホットワインのひとつです。
使うドイツ語は
Orange オレンジ
Zitrone レモン
Zimt シナモン
Sternanis アニス
Nelke クローブ、丁子
Rotwein 赤ワイン
Rum ラム
Zuckerhut 棒砂糖
聞きなれない材料名もありますが、作り方はシンプル。
なんだか簡単かも。
さて、休憩のあとは、グループに分かれて挑戦するレシピを選びます。
ドイツ語のレシピ動画を見て、わからない言葉を調べつつ、最終的には日本語でレシピを発表します。
挑戦したレシピは「レンズマメ料理」、ドイツのショートパスタ「シュペッツレ」、パンケーキ「カイザーシュマーレン」の3品。
何度も動画を再生し、字幕を追いながら辞書を引き引き訳していきます。
kochen ゆでる
backen オーブンで焼く
braten 炒める
…くらいならわかりますが、辞書に出ていない単語や、辞書の説明とはちょっと違ったニュアンスの用語もありました。
Umluft コンベクションオーブン
dünsten 蒸し焼きにする
anschwitzen 軽く炒める
グループで担当のレシピを訳し終えたら、最後はみんなの前でお互いのレシピを紹介し合いました。
これで、最初のドリンク、ホットワイン Feuerzangenbowle (フォイアーツァンゲンボウレ)から始まってデザートまで4品のコースが作れることになりました。
Guten Appetit! めしあがれ!
あっというまの2時間! おつかれさまでした!
イベント終了後のアンケートでは
「レシピを外国語で学ぶ機会はなかなかないのでよかった」
「ドイツ語はわかりませんが、食べたことのある料理のレシピを見られてよかった」
…など、うれしい感想が寄せられました。
今後もさまざまなテーマのワークショップ開催を予定していますので情報をチェックしてくださいね。
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