更新日:2022.08.19
学習者の多様化が進み,移動に伴う国内外の日本語学習の連携も必要とされる今日,学習者一人ひとりの異なる状況に応じた学びを支える枠組みとして, CEFR, JF 日本語教育スタンダード,日本語教育の参照枠といったキーワードに注目が集まっています。このオンライン講座では,『まるごと 日本のことばと文化』(三修社発行)に具現化されている上位概念と具体的な教室活動の結びつきを紐解きながら,現場に携わる者として理解しておきたい「日本語教育の新しい枠組み」についても触れていきます。課題遂行を重視した教授法とそのメソッドの裏側にある本質(=マインドセット)など,教師の役割についても幅広く取り上げる全 6 回。 JF 日本語教育スタンダードを具現化したコースブック,『まるごと 日本のことばと文化』を開発した著者陣による貴重なオンライン講座です。
講座では,ブレイクアウトルームに分かれて参加者同士が話し合う場を設けます。やむを得ない理由で参加が難しい場合は申し込み時にお知らせください。
※第1回~第3回は終了しています。本講座全体の案内はこちら
本講座の質疑応答をnoteで公開しました。
講師:
来嶋洋美先生 (国際交流基金専任講師)
八田直美先生 (専修大学国際コミュニケーション学部特任教授)
二瓶知子先生 (国際交流基金専任講師)
日時:※時間はすべて日本時間です。
【後期】
第 4 回 10月8日(土)13:30-16:00(オープン 13:10)
「課題遂行で考える文字と読みの指導」(二瓶知子先生)
課題遂行の読みとはどういうものでしょうか。この回では,課題遂行の読みの能力はどのようにして身につけることができるのか,さらに文字の知識や力がそれにどう関わってくるのかを考えます。
第 5 回 10月29日(土)13:30-16:00(オープン 13:10)
「課題遂行で考える学習評価」(八田直美先生)
評価は何のために,誰のためにあるのでしょうか。学習者の課題遂行(Can-do)を評価するパフォーマンス評価の考え方とその実践を中心に,自己評価やポートフォリオについても取り上げます。
第 6 回 11月19日(土)13:30-16:00(オープン 13:10)
「JFスタンダードと教材開発 ―『まるごと』はこうしてできた―」(来嶋洋美先生)
新しい枠組み(JFS)で教材を開発したらどんなことが起こるのか?レベルの捉え方,目標にするCan-doの選定,それを具体化した会話文の作成等々,開発上の面白さと難しさを皆さんと共有します。
定員:各回 120 名(要予約,先着順,定員になり次第締め切ります。)
対象:主に日本語教師,日本語教育に関心のある方など
参加費:
【後期】第 4 回~第 6 回 5,000 円(税込)
※各回完結型ですので,単発でのご参加も可能です。その場合の参加費は 2,000 円(税込)となります。
※お支払いはクレジット決済(VISAかMASTER)のみとなります。
※お支払い確定後,キャンセルの場合も参加費の返金ができません。
※オンライン(Zoom)を使用した講座です。
主催:三修社
協力:凡人社
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