会津藩は負ける戦を強いられたわけで、戦後の生活もおしなべて悲惨だった。しかし、白虎隊の人々は会津藩の選択を悔やんだりせず、誇りを持って生き続けた。会津藩の見事さはまさにその一点にあると思う。多くの人々が飯盛山を訪ね、白虎隊の墓前に焼香するのも、己を犠牲にした崇高な魂に感動を覚えるからである。
少年隊士たちの心意気と慟哭を迫真の筆致で描き切る。
本書はネット書店及び一部の書店のみでお取り扱いする〈プリント・オンデマンド版〉です。
取り扱いネット書店は、Amazon、三省堂書店、楽天ブックス、honto.jp(丸善ジュンク堂書店)です。
第一部 「白虎隊」
第一章 白虎隊誕生
第二章 会津鶴ヶ城
第三章 白石会談
第四章 無残白河城
第五章 国境に敵
第六章 出陣の朝
第七章 母成峠破れる
第八章 運命の分かれ道
第九章 籠城戦
第十章 薩長に降るにあらず
第二部 「二本松少年隊」
第一章 信義に生きる
第二章 城下の人気者
第三章 重臣たちの苦悩
第四章 少年隊出陣
第五章 銃太郎戦場に散る
第六章 霞ヶ城炎上
第七章 殉難の賦
お探しの商品を検索します。
書名・著者名などの各複数条件で検索できます。
情報を入力、選択後検索ボタンを押してください。