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JF日本語教育スタンダード準拠コースブック
まるごと 日本のことばと文化 中級2 B1
Marugoto: Japanese language and culture Intermediate2 B1

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JF日本語教育スタンダード準拠コースブック
まるごと 日本のことばと文化 中級2 B1
Marugoto: Japanese language and culture Intermediate2 B1

著者名
独立行政法人国際交流基金 編著 / 磯村一弘 著 / 藤長かおる 著 / 伊藤由希子 著 / 久保田美子
判型
A4判/並製
ページ数
288ページ カラー
ISBN
978-4-384-05760-7 C0081
初版年月日
2017/10/01
定価
3,300円 (本体 3,000円+税)
言語
日本語 > 会話
シリーズ
まるごと 日本のことばと文化

English follows Japanese.

「違い」を知る。「違い」を伝える。

相互理解のスタート地点へと導きます


『まるごと』は人と人が日本語で実際にコミュニーションしながら、お互いに理解し合うことを目指した教科書です。多様な文化背景を持つ人々が日本語で交流する場面を各トピックに設定し、会話の内容、写真、イラストなど、様々なところに異文化理解のヒントがあります。また、言語学習における音声インプットの役割を重視しており、自然な会話を聞く教室活動が数多く設けられています。「日本語を使って何がどのようにできるか」という課題遂行(Can-do)の形で各課の到達目標が設定されており、中級2(B1)は身近な話題について、要点やその背景をきちんと理解し、自分の意見や考えを具体的に伝えられるレベルを目指します。


~特長~

★大量の音声インプットでアウトプットにつなげる(音声データ3時間59分)

★全ページフルカラー! 豊富な写真、イラストで楽しく学べる

★ポートフォリオで学習者自身が学習を管理できる

★CEFRの尺度を採用。ほかの言語との比較がしやすい


全9トピック 想定授業時間:80~120時間

「まるごと」シリーズの音声は公式ポータルページ「まるごとサイト」内の「教材ダウンロード」ページから無料ダウンロードできます。
(ユーザー登録が必要です)


ダウンロード可能な環境にない方向けに、CDのご用意があります。

まるごと別売CDのご案内


■増刷による修正などは、公式ポータルページ「まるごとサイト」内の「教師用リソース」に掲載されています。

 増刷修正一覧はこちら

■電子書籍版はAmazon KindleとGoogle Play ブックスで購入できます。
まるごと電子書籍版のご案内はこちら

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~まるごとサイトにある関連リソース(無料)~

『まるごと』シリーズの教師用・学習者用の関連リソースは、すべてオンライン上で無料で使用できます。


★学習者用

音声データ/語彙表(多言語対応)/スクリプト、テキストの翻訳/学習記録シート(多言語対応)/「書く」シート

★教師用

教え方の手引き/語彙表/テスト問題例/口頭テスト・作文テストの評価表の例/『まるごと』文法・文型リスト(入門~中級2)


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Marugoto is a coursebook for adult learners of Japanese that is based on the JF Standard* for Japanese Language-Education. Learners at Intermediate2 level (B1) can express themselves in a specific manner, and can properly understand main points as well as background information within the context of familiar themes. Based on the philosophy of “Japanese for mutual understanding," each topic features people from a variety of cultural backgrounds interacting in Japanese. Hints about cross-cultural understanding, such as in dialog content, photos, and illustrations, can be found throughout the book. Marugoto also places importance on audio input for language learning, with many classroom activities for listening to natural conversation. 


*JF Standard is based on the CEFR (Common European Framework of Reference). This CEFR scale makes the content of Marugoto easy to compare with other language resources.


Merits of Marugoto

★Lush photos and illustrations to bring enjoyment to studying

★Plenty of audio resources to connect language input with output

★Portfolio system to manage your own learning progress


Recommended course length: 80 to 120 hours

Audio and other materials to be used together with Marugoto can be downloaded for free from here.

目次

トピック1 どんな人?
1.結婚することになりました
2.厳しいけど学生思いなんですね
3.すごくおもしろい人ですよ
4.書道でコミュニケーションを
5.友達紹介のメール

トピック2 富士登山
1.富士山に勝る山はない
2.ご来光はやっぱり見たいしね
3.誰でも楽しめるんじゃないかと思います
4.四季折々に楽しめる富士五湖
5.おすすめスポットは…

トピック3 健康的な生活
1.ウォーキングがいいんじゃないですか
2.どんなダイエットしてるの?
3.病気の原因を消してくれるんです
4.本当に効くのかな?
5.世界の健康法

トピック4 舞台を見るなら
1.歌舞伎、いいですねえ
2.楽しめると思いますよ
3.市内の劇場で見ることができます
4.とっても厳しい世界なんですよ
5.ぜひご参加ください!

トピック5 身近なニュース
1.逮捕されました
2.火事だそうですよ
3.市のホームページで見たんですけど…
4.外国人観光客向けアプリが話題に
5.ニュースをシェア

トピック6 これが欲しい!
1.これがないと困る
2.私、たこ焼き大好きなんだ
3.珍しくて喜ばれると思います
4.レビューの評判がよかったので…
5.返品を希望します

トピック7 お気に入りの映画
1.心に響いてくるんです
2.個性的な演技がよかったよね
3.不朽の名作って言うんでしょうね
4.期待したとおり、いい映画でした!
5.映画レビューを投稿

トピック8 私の街の交通機関
1.また電車遅れてる
2.今日は運休ですね
3.切符は駅の機械で簡単に買えます
4.日本の電車ってどう?
5.ちょっと大変な目にあった

トピック9 忍者、侍、その頃は…
1.日本の歴史上いちばん有名な人です
2.やっぱり忍者はいるに違いないよ
3.12世紀の末に最盛期を迎えました
4.心に残る戦国武将の名言
5.歴史上の人物の名言紹介

読者レビュー

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著者紹介

独立行政法人国際交流基金 (ドクリツギョウセイホウジンコクサイコウリュウキキン )
磯村 一弘(イソムラ カズヒロ)
藤長 かおる(フジナガ カオル)
伊藤 由希子(イトウ ユキコ)
久保田 美子(クボタ ヨシコ)

著者/編集者コメント

<使っている先生方からのコメント>


イリノイ州立シカゴ・デュペイジ大学 人文学部教授 札谷新吾先生

「細かい文法を文字で説明するのではなく、直接体験することで体得させていく能動的な授業を実現」

既にある程度の言語知識がついてからの『まるごと』シリーズは、基礎知識を定着させ、その発展を促すのに大変役立ちます。細かい文法を文字で説明するのではなく、直接体験することで体得させていく能動的な授業を実現します。できるだけ早く、聴解能力と会話能力を身につけて帰納的、あるいは演繹的にその能力を高めながら、特に中級以降において読解能力向上を目指す学生にとってはトピックとその内容も含めて取り組みやすいシリーズです。


レクシス語学学院 ヘッドティーチャー 谷口有希先生

「ともすれば教師が逃しかねない文法のポイントや意味・ニュアンスの違いもしっかりと拾うことができる」

アカデミック(教師側)の観点から言うと、一番いいと感じているのは教科書の中に最低限の文法説明しかないところです。『まるごと』の中ではそれぞれの文法を「どんな場面で、どんな気持ちで、何を伝えるために使うか」という感覚を、トピックを通して学習者に実際にその場面を想像したり経験したりしながら習得させていくことができます。また教師は、学習者のレベルや経験、文化背景などに合わせてその感覚や文法構造の論理をより柔軟に伝えることができます。その代わりに教師には、自身が蓄えた知識や母語話者としての感覚をいかに明解かつ論理的に伝えられるか、その力が非常に求められますが、『まるごと』の教科書内の会話や練習問題は非常によく考えられており、ともすれば教師が逃しかねない文法のポイントや意味・ニュアンスの違いもしっかりと拾うことができるようになっています。

他にも、クラスの中に様々なレベルの学生がいる場合に教師がインプット・アウトプットの量を調整しやすいというのも『まるごと』の非常に柔軟で良い点です。それぞれのレベルに合わせてそのトピックで日本人と最大限のコミュニケーションができるよう、教師も工夫がしやすい作りになっています。