English follows Japanese.
相談、質問、説明…
自分のアイデアをきちんと伝え、相手をしっかり受け止める力を磨きます
『まるごと』は人と人が日本語で実際にコミュニーションしながら、お互いに理解し合うことを目指した教科書です。多様な文化背景を持つ人々が日本語で交流する場面を各トピックに設定し、会話の内容、写真、イラストなど、様々なところに異文化理解のヒントがあります。また、言語学習における音声インプットの役割を重視しており、自然な会話を聞く教室活動が数多く設けられています。「日本語を使って何がどのようにできるか」という課題遂行(Can-do)の形で各課の到達目標が設定されており、初級2(A2)は、簡単で日常的な範囲なら、身近な事柄について自分のアイデアがきちんと伝えられ、情報交換に応じることができるレベルを目指します。
初級2(A2)は、「かつどう」と「りかい」の2冊構成になっています。「かつどう」では日本語をたくさん聞き、話す練習を通してコミュニケーションの実践力をつけることを目指します。「りかい」ではコミュニケーションに必要な日本語のしくみについて体系的に学ぶことができます。「かつどう」と「りかい」はどちらも主教材で、トピックも共通です。学習目的によってどちらか一方を使うことも、また、総合的に日本語力をつけるために両方で学ぶこともできます。
~特長~
★大量の音声インプットでアウトプットにつなげる(音声データ3時間44分)
★全ページフルカラー! 豊富な写真、イラストで楽しく学べる
★ポートフォリオで学習者自身が学習を管理できる
★CEFRの尺度を採用。ほかの言語との比較がしやすい
全9トピック18課 想定授業時間:40~60時間(120~180分/課)
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~使っている先生方からのコメント~
イリノイ州立シカゴ・デュペイジ大学 人文学部教授 札谷新吾先生
「細かい文法を文字で説明するのではなく、直接体験することで体得させていく能動的な授業を実現」
大学の週4時間のコースで3学期目以降の授業で使用しています。1学期と2学期は別の教科書で基本的な文法事項を習得し、3学期以降、さらに進んだ日本語運用能力を習得するために『まるごと』の初級2(A2)から使い始めます。既にある程度の言語知識がついてからの『まるごと』シリーズは、基礎知識を定着させ、その発展を促すのに大変役立ちます。細かい文法を文字で説明するのではなく、直接体験することで体得させていく能動的な授業を実現します。
ロシア・ウラル連邦大学 日露青年交流センター派遣 鵜澤威夫先生
「授業で視覚的な導入をしている方や、日本語で現地紹介などを考えている方に特におすすめ」
大学の会話クラス(1~4年生)で副教材として使っています。ピンポイントでの使用やアレンジがしやすく、また、視覚イメージが豊富なので学生たちへの興味関心をくすぐるだけでなく、教師として教材準備のアイデア帳としても利用しています。特に「世界へ発信・世界と繋がる」をテーマにした授業では、現地のガイドマップや天気予報のビデオ制作にとても有効でした。授業で視覚的な導入をよくしている方や、日本語で現地紹介など考えている方には、最適な教材です。
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★学習者用
音声データ/ごいインデックス(多言語対応)/ひょうげんインデックス/Can-doチェック(多言語対応)/書くタスクのシート/かのまとめ(Can-do会話)
★教師用
教え方のポイント/語いインデックス(多言語対応)/表現インデックス/文法・文型リスト(入門~中級2)
Marugoto is a coursebook for adult learners of Japanese that is based on the JF Standard* for Japanese Language-Education. Learners at Elementary2 level (A2) can accurately express their own ideas and participate in an exchange of information within a range of familiar, everyday topics. Based on the philosophy of “Japanese for mutual understanding," each topic features people from a variety of cultural backgrounds interacting in Japanese. Hints about cross-cultural understanding, such as in dialog content, photos, and illustrations, can be found throughout the book. Marugoto also places importance on audio input for language learning, with many classroom activities for listening to natural conversation.
Elementary2 level (A2) is composed of two volumes, Katsudoo (Coursebook for communicative language activities) and Rikai (Coursebook for communicative language competences). In Katsudoo the aim is to develop practical communicative ability through listening to a variety of Japanese and through speaking practice. In Rikai you are able to systematically study the language system needed for communication. Both Katsudoo and Rikai can be main teaching materials, and the topics are the same. Depending on one's study goals, either book can be used independently, or both together to improve overall Japanese ability.
*JF Standard is based on the CEFR (Common European Framework of Reference). This CEFR scale makes the content of Marugoto easy to compare with other language resources.
Merits of Marugoto
★Lush photos and illustrations to bring enjoyment to studying
★Plenty of audio resources to connect language input with output
★Portfolio system to manage your own learning progress
Recommended course length: 40 to 60 hours
Audio and other materials to be used together with Marugoto can be downloaded for free from website "
marugoto.org".