更新日:2019.07.26
2018年秋に発売した『フランス語日記』は、フランス在住の酒巻洋子さんによる学習書です。1月1日の日記はこんなふうに始まります。
Je commence à tenir mon journal aujourd’hui.
J’essaie de l’écrire en français.
J’espère le continuer jusqu’à la fin de l’année.
今日から日記をつけ始める。
フランス語で書いてみよう。
年末まで続くように。
短い3つの文をつかって日記を綴るための文例と構文が、12か月分用意されています。著者の酒巻さん自身による美しいフランスの日常写真も掲載されていて、飽きさせません。レベルは初中級、つまりまったくはじめてではなく、文法などを少し学んだことのある人を対象としています。
フランス語教育に携わる先生方からも、ぜひ学習に活用してもらいたいという声をいただきました。
■ 『フランス語日記』は初級から中級の橋渡しとしてとても有効な作品です。練習用となる優れた例文が並んでいます。まずはあれを書き写すところから始めてもらいたいです。(高橋 梓 先生/近畿大学)
■ 身近な内容からフランス語で「書く」ことが身近になりそうな予感がします。(S. S. 先生/東北学院大学、東北文化学園大学)
そんな声をうけて、この『フランス語日記』をたくさん活用してもらうために、専用のツイッターアカウントを作りました。
気が向いたときにいつでも、考えたことや感じたことをフランス語でツイートするように習慣づけると、学んだことが定着し、ますますフランス語が身近になります。学生さんも、そうでない人も歓迎です。ぜひ、つぶやいてみてくださいね。
■ TwitterというSNSを経由することで、Facebookのように「文章」ではなくフランス語でつぶやくことが気軽に、楽しくできそうです。(S. S. 先生)
■ Je tâcherai de poster quelques messages en français sur Twitter car je trouve que c’est intéressant. [このTwitterが面白そうなので、自分もフランス語でいくつかツイートしてみます。](Sylvain MOKHTARI 先生/アンスティチュ・フランセ関西)
■ 上手にTwitterを活用してフランス語の勉強への意識を高めている学習者もいます。
フランス語で日記を書くということは、自らフランス語に触れようとする自主性が自然と身につくとても良い習慣だなと改めて感じています。(村上 舞 先生/西南学院大学、九州工業大学)
■ 例文に基づけば、自分が言いたいことはある程度語れます。さらに言うとSNSでフランス人と交流する際にも役立ちます。(高橋 梓 先生)
■ 教科書に出てくる表現の日常での「使い方」が紹介されていてためになります。「読み物」としても楽しめますね。(S. S. 先生)
この本の大きな特徴は、例文がとても実用的なこと。「目を覚ますために、熱々のコーヒーが私には必要」とか「(風邪をひいて)私にうつしたのは同僚だと思う」など、日常にありそうな、自然な文章がたくさん掲載されています。
また、見開きの右半分は例文に対応した構文の紹介です。単語や表現を入れ替えて、自分に合ったオリジナルの文を作ることができます。
■ 具体的な例文だけではなく、ポイントに文法のわかりやすい解説もついているので、まだ習っていない文法項目でも日記に活用できるような構成になっていて、気軽に取り組みやすい本だと感じました。(村上 舞 先生)
本のはじめに日付の書き方、フランス語の文章の書き方を掲載。また、基本的な文法をコラムとして毎月ページの最後に掲載しています。巻末には書きたい言葉がみつかるINDEXつき。
■ 綴りの間違いなどは後から直せば良いので、まずは文法ミスや綴りミスを指摘せず、どんどんフランス語で発信してもらいたいなと思います。(S. S. 先生)
■ Il est très intéressant, et je pense l’utiliser pour la prochaine rentrée universitaire. [とても興味深いですね、次年度この本を使おうと思っています。](Sylvain MOKHTARI 先生)
■ フランス語の学習者たちが繋がり、互いに刺激し学び合う、これこそTwitterでフランス語日記を書くことの醍醐味のような気がします。
フランス語で日記を書く習慣がつけば、継続的にフランス語に触れることに繋がります。
またTwitter上でフランス語を学び合う仲間ができること(仲間がいると知ること)は、学ぶ楽しさを共有できることでもあるので、このことが何より素敵なことだと、学習者のTwitterのやりとりを見ていて感じました。(村上 舞 先生)
フランス語で文章を書く利点は、会話と違っていくらでも時間を掛けられること。
相手のペースに惑わされずに、自分だけの時間と向き合いませんか?
続けることで表現力・構成力が高まって、書くことがだんだん楽しくなりますよ。
書くことで培われた能力は、「話す」力も確実に向上させます。
#フランス語日記 でツイートしてみてくださいね。
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