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新装版 関口・初等ドイツ語講座 上巻

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新装版 関口・初等ドイツ語講座 上巻

著者名
関口存男 著 / 関口一郎 改訂
判型
A5判/並製
ページ数
216ページ 2色
ISBN
978-4-384-06130-7 C1084
初版年月日
2024/10/20
定価
3,520円 (本体 3,200円+税)
言語
ドイツ語 > 文法

この講座は横丁のひっそりした老舗です。主人が少し封建的で気がむつかしいのが欠点といえば欠点ですが、そうかといって別に無愛想な顔をした覚えはありません。
同じような例題を幾つも幾つもやらせて、まるでピアノの授業のように、指が軽く動くようにならなければ次へは進ませない。「単調だ!」なんて不平をいったら「馬鹿野郎!」と言ってどなりつける。バレーの練習もこういう風でしょう。算盤の練習もこの通りでしょう。タイプライターだって同じことです。習字もそうです。水泳も、野球も、ボクシングも、スポーツはすべてそうでしょう。ただ、これらはすべて肉体の筋肉と神経を訓練する。語学は(ことに書物の上でやる時には)頭の中の筋肉、大脳の筋肉を訓練する。この点だけの相違です。
大脳の筋肉というやつは、いったいどういう風にして訓練するか? それは「考えつつ習熟し、習熟しつつ考える」の一言に尽きます。
これをドイツ語の場合にあてはめると、具体的にいってどういう風な具合になるか? ― 本講座のような具合になります!
 (「序言」より)1956年7月8日 関口存男


本書は単なる文法解説だけでなく、徹底的な「基礎訓練」を目標としています。全3巻を通し、39項の文法解説と21項の読章を2つの軸にして「語と語がどういう結びつきをするか」という一点に主眼を置き、文法の基礎を完全に習熟させます。上巻は「発音」、「第1講 動詞の不定形と人称変化」~「第8講 dassなどの後における定形後置」他で構成されています。
新装版では音声がダウンロード・ストリーミング対応になりました。

目次

序言
改訂の序
字体について
アルファベート
発音の部
文法と読本
第1講 動詞の不定形と人称変化
第2講 名詞の格変化
第3講 男性弱変化名詞
第4講 完全強語尾属(dieser, jener など)
第5講 不完全強語尾属(ein, mein など)
第6講 名詞の複数形について
第7講 動詞の不規則な人称変化
第8講 daß などの後における定形後置
単語集

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著者紹介

関口 存男(セキグチ ツギオ)
関口 一郎(セキグチ イチロウ)