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セレクション関口存男 ニイチエと語る

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セレクション関口存男 ニイチエと語る

著者名
関口存男
判型
四六判/仮フランス装
ページ数
200ページ
ISBN
978-4-384-05933-5 C0084
初版年月日
2019/07/23
定価
1,980円 (本体 1,800円+税)
言語
ドイツ語 > その他 / ドイツ語 > 読みもの

釈迦「はてさて、困った人たちだなあ。」

三修社『関口存男著作集』より、言語と思想について、哲学、宗教、さらに広く人間そして人生に関する記事を選んで一冊にまとめました。

タイトルに選んだ「ニイチエと語る」は、ニーチェ、キリスト、釈迦、老子そして本居宣長の会話で構成されています。戯曲の翻訳をし、台本を書き、演出をし、自らも舞台に立った関口存男の本領が発揮された作品です。この他、エッセイも含め全17篇収録。関口存男の新たな一面を発見していただければと思います。

目次

(収録記事)
ことわざ(『改訂標準初等ドイツ語講座』1981年4月1日 第12版)
言は事なり(『独逸語大講座 第3巻』1931年3月15日 初版 外国語研究社)
マルティン・ハイデッゲルと新時代の局面 序・解説(1932年6月8日 第2版 尚文堂)
ニイチエと語る(『獨文評論』1935年8月号)
獨逸文學とわれら(『獨文評論』1937年1月号)
Dochとは何ぞや?(『ドイツ語学講話』1979年5月31日 第7版)
言語に於ける『可能性の濫用』(『ドイツ語学講話』1979年5月31日 第7版)
言語と思想 語學は人を俗物にする(『獨語文化』1938年12月号)
語学メトーデ論 カチヤツといふ音(『獨語文化』1939年2月号)
言語と思想 Deutsche Gründlichkeit und deutsche Umständlichkeit(『獨語文化』1939年3月号)
言語と思想 Differenzierung(『獨語文化』1940年4月号)
言語と思想 Ethos(『獨語文化』1940年7月号)
獨學とは何ぞや?(『獨語文化』1941年4月号)
随筆 『科學する心』(『獨語文化』1942年1月号)
随想(『獨語文化』1943年2月号)
たけくらべ(『獨語文化』1943年10月号)
五十年の人生に間に合へ!(『獨語文化』1944年3月号)

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著者紹介

関口 存男(セキグチ ツギオ)
1894年、兵庫県姫路市生まれ。1915年、陸軍士官学校卒業(第27期)。1919年、上智大学哲学科卒業。
上智大学在学中、青山杉作、村田実、木村修吉郎らと劇団「踏路社」を創立。同時期、アテネフランセにてフランス語とラテン語の教授を務める。
大学卒業後は、外務省大臣官房翻訳課勤務。1933-1944年、法政大学教授。辞職後、1945年まで外務省ドイツ語中等科教官。
1945-1948年、長野県西筑摩郡吾妻村妻籠に疎開。日本初の表彰公民館となる妻籠公民館の運動を支え、村の青年たちに演劇指導を行なう。
1950年からは、高田外国語学校、慶應外国語学校、慶應義塾大学、早稲田大学などでドイツ語教師として教鞭を執る。
『基礎ドイツ語』ほか複数の語学雑誌を主宰、NHKラジオドイツ語講座の講師も務める。
1958年、逝去。